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生命保険会社の経営内容を知る方法は何ですか?

「ディスクロージャー誌」で保険会社の経営状態を調べる

生命保険を契約する前に気をつけなければならないのが契約先の保険会社です。過去に8社倒産していますので、どの保険会社も倒産する可能性はあります。

保険会社の健全性を量る目安として、ソルベンシー・マージン比率や、格付け会社によるランキングがありますが、それ以外に自分自身の目で財務状態その他を確認することのできる資料が、各保険会社が毎年発行する「ディスクロージャー誌」です。

「ディスクロージャー誌」とは?

1.概要

会社の事業年度ごとの業務、財産の状況をまとめた説明資料です。保険業法により作成が義務付けられています。(名称は生命保険会社によって異なります。【例「○○生命の現状」「決算のご報告」など】)

2.主な内容

・会社の概況:沿革、組織、株式の状況など

・業務の内容:経営方針、おもな業務の内容など

・事業の概況:経常利益・損失、有価証券残高、従業員数など

・財産の状況:貸借対照表、損益計算書、不良債権、有価証券情報など

・業務の状況:決算業績・契約数の増減・雇用状況など

・会社の運営:コンプライアンス、リスク管理の体制など

3.備え付けてある場所

生命保険会社各社の本社・支社・営業所など。各保険会社のホームページで情報を手に入れることができます。

ディスクロージャー誌の主なチェックポイント

会社の収支状況:損益計算書、基礎利益

保険金の支払余力:ソルベンシー・マージン比率

不良債権の状況:債権者区分による債権の状況

契約数、新規契約数伸び率:保有契約高、新契約高

保険会社の経営状態や収益性などがすべてわかる

「ディスクロージャー誌」を見ると、保険会社の規模や経営状態、保険金支払い余力、事業の収益性や効率性などがわかります。例えば、保険金の支払い余力を知るには、「ソルベンシー・マージン比率」といった指標や「責任準備金」の残高などが参考になります。また、「純資産」や「正味収入保険料」などから会社の規模を把握することができます。

事業の収益性などをつかむには「損害率」「コンバインド・レシオ」を確認するのが有効な方法です。保険会社の収益性は保険料に大きな影響を与えるものなので、ぜひチェックしておいてください。

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