用語集

健康体割引

2019/11/11

健康な人は普通の健康状態の人に比べると、死亡したり病気になったりする可能性が低い傾向にあります。生命保険は加入者による相互扶助によって成り立っていることから、加入者の中に病気になりやすい不健康な人がいると不公平になります。

このために健康な人を集めて、その集団で相互扶助すると考えると支払う保険金を少なく見積ることができ、保険料を安くすることができます。これを健康体割引といいます。健康であるかどうかは自己申告ではなく、喫煙の有無、血圧の数値などの項目の検査を受ける必要があります。

健康であるかどうかの判定基準

1.非喫煙者基準

過去1年間たばこを吸ったことがないことが前提となります。

※喫煙状況の確認にため専用の器具を使って唾液の検査(ニコチン検査)を行う場合があります。

〇ニコチン検査

口の中を綿棒でこすって、付着した唾液で検査します。従って、告知書の自己申告で「1年以内に喫煙をしていいません」とウソをついてもかなりの確率でバレます。「ニコチン検査」の結果が陰性と出なければ「非喫煙体」の料率は適用されません。

1年以上、禁煙していても「ニコチン検査」で反応してしまうとダメですし、逆にごく稀に1年以内に喫煙歴があっても反応がでないこともあります。

2.健康体基準

(1)BMI値(肥満度) 18.0<BMI<27.0

BMIはボディ・マス・インデックスの略称です。

BMI値の算出方法は以下の通りです。

BMI=体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}

例 身長170センチ 体重65㎏の人であれば

BMI=65÷(1.7×1.7)=22.49 となります。

(参考)BMI判定基準

低体重(やせ) 18.5未満
普通体重 18.5以上25未満
肥満(1度) 25以上30未満
肥満(2度) 30以上35未満
肥満(3度) 35以上40未満
肥満(4度) 40以上

太りすぎは当然ですが痩せすぎでも健康体と認められないので注意が必要です。

(2)血圧値 最低血圧値 90㎜Hg未満 最高血圧値140㎜Hg未満

健康体基準の判定方法

健康体基準の判定方法

健康体割引による保険料の割引率

割引率はどのくらいになるか例を挙げて確認します。

保険加入条件

収入保障保険(A社)
40歳男性が死亡時の保険金月20万円
保険期間    60歳まで
保険料払込期間 60歳まで
最低保障期間2年(平準払い)

通常契約の場合、保険料は月に7,400円ですが、喫煙者健康体に分類されると3%割引で7,180円となります。さらに非喫煙者標準体に入ると20%割引で5,920円になり、非喫煙者健康体に当てはまれば割引率31%で5,080円となります。

このように非喫煙者で健康体であれば30%以上も保険料を抑えることができます。

健康体割引の利用について

割引適用基準を満たす人は保険料が割安になりますが、基準を満たすことが難しい人は健康体割引のある保険を選ぶと保険料が割高になるので、健康体割引のない保険を選ぶのがよいでしょう。

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