用語集

定期保険

2019/11/18

定期保険は主契約となる保障の1つで、掛け捨て型の保険であるため、安い保険料で高額な保障を得るのに適しています。定期保険に加入する時には、あらかじめ保険の保障期間を定める必要があります。

その保険の保障期間内に死亡したり、高度障害の状態になった場合に保険金を貰うことが出来ます。
ただし、満期保険金はありませんし、保障期間が決まっているので、保障期間を1日でも過ぎていると保険金を貰うことが出来ませんので、注意してください。

解約返戻金

貯蓄性のある保険では、保険料の一部が積み立てられていくため、途中で解約した場合に解約返戻金の払戻がありますが、定期保険には少ない保険料で大きな保障を得るために貯蓄機能を持たせない商品設計を行っているため、積み立てられるお金が少なく、途中で解約した場合の解約返戻金もほとんどありません。

保険期間

定期保険の保険期間は大きく2種類あります。

1.年満了

10年、20年、30年などと年単位で保険期間を決めます。

2.歳満了

60歳まで、70歳までなどのように年齢で保険期間を決めます。

更新

定期保険は保険期間を定めていますが、保険期間終了時に同じ保障内容で更新されるもの(更新型)があります。一般的に、10年、20年などと年単位で保険期間が決まった年満了の定期保険が更新型です。

例えば、10年の定期保険は、10年経って保険期間が終了すると自動的に無告知、無診査で自動的にもう10年保険が延長(自動更新)されることになります。

なお、保険が更新されると、保険金額等の保障内容は変わりませんが、保険料は更新時の年齢で再計算するため、年齢を重ねている分、通常は当初契約したときよりも保険料が高くなります。

定期保険の特徴

・保険期間は一定

・満期保険金、解約返戻金がない(貯蓄性がない)

・保険料は終身保険、養老保険と比較するともっとも安い

・保険期間終了後、自動的に無告知、無診査で更新可能

定期保険の利用方法

1.終身保険との比較で考える

定期保険、終身保険、養老保険の3つの保険の中では、養老保険はどちらかというと貯蓄のための保険なので、死亡保障が必要なときは、定期保険と終身保険で、どちらの保険に入るべきかを考えることになります。

終身保険は、保障が一生涯続き、長期間加入していると解約返戻金も増加しますが、保険料は定期保険よりもかなり割高になります。このため、終身保険は一生を通じて、いつ死亡したとしても必ず必要となるような資金需要に備えて加入する保険といえます。

たとえば、自分のお葬式代・お墓代などの費用を支払えるお金を家族に残すために数百万円の終身保険に入っておく、などといった入り方が基本となります。

一方、定期保険は割安な保険料で大きな死亡保障を確保できるため、期間が限定されるものの大きなお金が必要となる資金需要に対して備えることができる保険といえます。

たとえば、子育て世代の世帯主が、万一の場合でも家族が生活を維持できるお金を残すために加入することが基本となります。

2.定期保険は家族の生活を守るための保険

万一の場合の家族の生活を維持するためなど、家族の生活や将来のために必要な高額なお金を用意するのに適した保険が定期保険です。言い換えれば、家族の生活や未来を守るための保険といえます。

以下のような特定期間において、大きな保障が必要となるリスクに対応するために利用するのがよいでしょう。

(1)遺族の生活費

一家の家計を支えている世帯主の人が死亡した場合、残された家族にとっては収入が途絶えることになってしまいます。そのため、その後の遺族の生活を維持するためのお金を用意する必要があります。

(2)子どもの教育費

世帯主の人が死亡した場合でも、子どもには十分な教育を受けさせてあげたいものです。そのための教育資金を用意する必要があります。

(3)事業の引継ぎ資金あるいは整理資金

自営業でお店や事業をおこなっている人が死亡したら、家族が引き継ぐ場合にはお店や事業が安定化するまでの資金が、お店や事業を終了する場合には整理資金が必要となります。

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