用語集

乗り合い代理店

2019/11/19

乗り合い代理店とは複数の保険会社の商品を取り扱う保険代理店のことです。複数の会社の保険商品を同時に検討したいという消費者ニーズに対応した形態であり、欧米などでは主流となっています。

また、日本においても、消費者が複数の会社の保険商品を同時に検討したいというニーズが増えており、この形態の代理店も身近になっています。

乗り合い代理店は駅前やショッピングセンター内などで店舗を構えている来店型の保険ショップと訪問型の代理店に分類されます。代理店によって、生命保険の販売を中心としたところや、元は損害保険を販売していたところなど、得意分野が異なる場合があります。

個人事業や少人数経営の会社のほか、全国展開する大手保険代理店など、規模はさまざまです。テレビCMなどでよく名前を聞く「ほけんの窓口」、「保険見直し本舗」、「保険マンモス」、「保険クリニック」及び「みつばち保険ファーム」は、業界大手5社に該当しています。

中立公正であればメリットは多い

通常の保険会社や代理店の場合、自社商品を販売するので、たとえ他社に自社よりも良い商品があったとしても紹介することはありません。個人で保険を検討しようとする場合、各社に資料請求し、見積もりをとり、数字を確認しなければいけません。

今ではインターネット上で商品の詳細が確認でき、見積もりまでできる会社も増えてきましたが、多くの国内の大手保険会社は、資料を取り寄せなくてはいけません。資料を取り寄せれば必ず電話や訪問があります。

保険は高額商品ですからなんとか各社から資料を取り寄せるところまではできたとしても、届いた多くの資料を理解し、比較するのは素人にはかなり難しいことです。

キャッチフレーズやイメージだけが分かりやすいのはよいのですがパンフレットや見積書を見ると、専門用語や細かい文字・数字がびっしりと並んで混乱します。

乗り合い代理店が標榜する通り、「中立公平に各社の商品の中からベストなものを選んでくれる」ということであれば、保険に精通したプロが自分にとって一番よいものを選んでくれるわけですから、これは大きなメリットです。

事実として相談だけで契約しなくても無料です。保険代理店ですのでどこでも無料で相談に乗り、手頃な商品を提示するのはごく当たり前のことなのです。気になる商品があったら相談してみるのもよいでしょう。他に良いアドバイスがあるかもしれません。

乗り合い代理店に対する規制強化

乗り合い代理店が顧客の意向をくみ取らず、受け取る手数料が多い保険を優先して薦めているとの疑念が強まったことが規制強化の背景にあって、顧客目線を徹底する目的で複数の保険会社の商品を扱う乗り合い代理店に対して、特定の商品を薦める理由の説明などを義務付ける改正保険業法が施行されました。

法改正により店頭で顧客は比較可能な商品の一覧が示されるようになるほか、特定の商品を薦める理由の説明も受けられます。必要のない保険に入ってしまわないよう、加入側の意向把握を求める規制も導入しています。これにより自分のニーズに合った保険に入りやすくなります。

これまでは規制が緩く、「うその説明の禁止」などに限られていました。代理店に商品を供給する保険会社は、顧客に選ばれる商品やサービスを提供する必要性が高まり、開発競争が激化しそうです。

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