保険商品選定ポイント

家計の保障から考える保険選び

家計を支える保障として生命保険を考えた場合、万が一の場合、家計を保障する保険をどれにするかが重要になります。少ない保険料で大きな保障を得る定期保険は第一の候補として検討する保険です。また、定期保険は様々なバリエーションがあります。

必要なときに必要な保障を考えたときに保険加入者の家庭の事情によって有効に利用することができる保険があります。

必要なときに必要な保障を得る

まずは「いつ・どのような保障がどれくらい必要か」を考える必要があります。保障が必要な時期と必要な保障額を把握することで無駄なく保険を活用することができます。

なお、必要な保障額を考えるにあたり、マイホームの購入の有無が保険選びに影響することを理解しておいた方がよいでしょう。

マイホームを購入する場合にはローンを組むことが一般的ですが、マンションなどを購入するときなどに住宅金融公庫から融資を受けると団体信用生命保険に加入することができす。

このような場合には、融資契約者である世帯主が死亡すると保険によって住宅ローンの弁済を受けることができます。つまり団体信用生命保険に加入していれば、万が一のことを考えて生命保険に加入する際に、住宅ローン分の保障を差し引いて考えることができます。

同じ保険で支払い保険料を少しでも安くする方法

保険料は払込回数によって支払総額が変わってきます。一番安いのは全保険期間の保険料を一括して支払う一時払いです。年払い半年払いにも若干の割引があります。まとめて支払う方法を選別できる場合には、割引制度のない月払いを選ぶよりも有利です。

預金に余裕があれば、金利の低い時期に一時払いで保険に加入することで預金金利分以上に保険料が割安になることもあります。

保険料の割引

一時払い 割引率が一番大きい
年払い 若干の割引がある
半年払い 若干の割引がある
月払い 割引なし

このほかにもインターネットを通じて加入することでも保険料が割引となるケースがあります。保険会社によって詳細は異なりますが、保険外務員を通じて契約するよりも、必要な保険について自分で調べて契約する方法もあります。

定期保険のバリエーション

1.収入保障保険

収入保障保険定期保険の一つですが、通常の定期保険では一時金として死亡保険金が支払われるのに対して、収入保障保険の場合には保険期間満了時まで年金として支払われる点が異なります。収入保障保険では、年金の受け取り回数に最低保証が設けられています。

保険料払込期間内に被保険者が死亡した場合、年金の受け取り回数が最低保証期間分に満たない場合は、満期を過ぎても最低保証分に達するまで年金を受け取ることができます。

一般の定期保険と同じく満期保険金はなく、被保険者の死亡などによって年金の支払い事由が生じた後は、保険料の払込は不要になります。収入保障保険は、世帯主に万が一のことがあったとき、多額の一時金は不要という場合に利用することができる保険といえます。

2.逓減定期保険

少ない保険料で高い保障を得るという定期保険の特徴を生かすためには、逓減定期保険を選択することもできます。逓減定期保険は、保険期間中に必要な保障金額に応じて保険金額を変えることで、必要以上の保障についての保険料を支払わなくても済むからです。

逓減定期保険には、一つの保険期間内で保険金額を契約当初の最高額から最低額まで減額していくものと、10年などの保険期間で最高額の6割程度に保険金額を減額していくタイプがあります。

保険料は一定のままで契約当初に保障の比重をかける必要がある場合などに利用することができる保険といえます。一般の定期保険に比べて6割程度の保険料で済むのが特徴です。

3.逓増定期保険

逓増定期保険は、逓減定期保険とは反対に、一つの保険期間内で契約当初の保険金額から毎年一定の割合で増額していくものです。20年から40年という長期間にわたって保険金額を増やしていきます。

保険金額の増加割合は契約当初の5倍以内がほとんどですが、将来の物価上昇を考えて利用することもできるでしょう。

満期保険金がなく、一般の定期保険と比べてかなり割高ではありますが、解約返戻率が契約後の早い段階で高率になる逓増定期保険の特徴を活かし、法人の財務強化対策や役員退職金の準備として多く活用されています。

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