保険の種類

医療保障の主契約と特約の違い

2017/04/17

以前は定期保険終身保険などの主契約に医療関係の特約を付加するタイプが主流でしたが、現在の医療保障の主流は主契約タイプの医療保険となっています。両者にはどのような違いがあるのか確認します。

主契約と特約の関係

主契約、特約というと分かりにくいかもしれませんが、それぞれをメイン、オプションと言い換えると分かりやすいと思います。

例えば、生命保険であれば死亡保険金がメイン、医療保障は特約になりますが、医療保険の場合は、生命保険とは反対に医療保険金がメインで、死亡保障が特約になります。

<例>主契約と特約の関係

保険の種類 主契約の内容 特約の内容
生命保険 死亡保険金 入院保障
介護保障
医療保険 入院給付金 死亡保障
がん保障

主契約と特約の保障内容の違い

主契約 特約
疾病入院給付金
災害入院給付金
①疾病入院給付金 継続して8日以上入院したとき
②災害入院給付金 継続して5日以上入院したとき

初日分から支払われる
継続して5日以上入院したときに

5日目から支払われる
保険期間の終了 ①定められた保険金の終了時
②80歳到達時
①主契約の終了・80歳到達時
②主契約が終身保険のときは、保険料払込期間満了時
③主契約が払済保険・延長保険に変更したとき

給付内容は主契約の方が良いと思われます。特約で十分と考える場合は主契約の医療保険は必要ありません。医療保険で保障が少し不足しているとか死亡保障はこれで充分と考える場合は主契約の医療保険を検討する価値があります。

新しいタイプの医療保険

特約 保障分野 特徴
疾病傷害特約 病名を問わず、病気により、一定の身体障害になった場合を保障。 軽度の障害では、保険金が支払われない。 入院給付金・手術給 付金はない
重度慢性疾患保障特約 高血圧症、糖尿病などの重度の慢性疾患を保障。 ガンは対象外、慢性疾患でも一定の状態に該当しなければ保険金が支払われない。
3大疾病保障特約 ガン、脳血管疾患、急性心筋梗塞を保障。 ガン以外については、一定期間以上の就労不能等に該当しない場合、保険金が支払われない。

医療保障の主契約と特約のメリット・デメリット

主契約の保障はいろいろな生命保険会社の商品の中から選ぶことができるが、医療特約はその生命保険会社医療特約に限られます。医療特約にした場合、契約が一つにまとめられるので管理が楽になるメリットがあります。

一方で医療特約の場合、主契約である生命保険の契約が終了すると同時に医療特約も無くなり、また、主契約である生命保険を解約して医療特約のみを残すということができないデメリットがあります。

主契約か特約か、どちらにも長所、短所があるので、一概にどちらが得とは言い切れませんが、現在、生命保険会社が力を入れているのは、単体の医療保険ですが、新しいタイプの医療特約も登場しています。保障内容や条件を比較検討した上で判断すると良いでしょう。

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