用語集

保険料と保険金

2019/11/21

生命保険には数多くの専門用語が登場します。生命保険に関する本や、保険会社から渡されるパンフレットを読んでいると、保険料と保険金という言葉が連続して出てきて混乱してしまうことがあります。「保険料」と「保険金」は意味を間違えて理解している人が多いようですので、しっかりと理解をしておきましょう。

保険料について

「保険料」とは、契約した保険に対して支払うお金のことで、契約者が保険会社に払い込むお金のことをいいます。保険金額の大小や保険の内容、条件によってその金額が異なります。掛け金といったほうがわかりやすいかもしれません。(自分が払うお金と理解しましょう。)

保険料の支払方法には保険会社や保険商品によって取り扱っていない方法もありますが、次のような種類があります。

・月払い…毎月保険料を支払う方法

・半年払い…半年分の保険料を年に2回まとめて支払う方法

・年払い…1年分の保険料を年に1回まとめて支払う方法

・全期前納払い…将来支払う保険料の全額もしくは一部をまとめて支払う方法

・一時払い…契約時に全保険期間分の保険料を一度にまとめて支払う方法

一時払いと全期前納払いを混乱しがちですが、一時払い全保険期間を一括で支払う方法です。一方の全期前納払いは、月払いや年払いで計算された保険料をまとめて支払う方法です。

まとめて支払った保険料は一旦保険会社に預けるという形になり、支払い日に保険会社が保険料を支払っていくという仕組みです。同じ保険に契約しても月払いよりは半年払い、半年払いよりは年払いというようにまとめて支払った方が保険料を安くすることができます。

保険金について

「保険金」とは、保険契約の対象者(被保険者)が死亡・高度障害・ケガ、または保険の契約が満期等のときに、保険会社から保険金受取人に支払われる補償金のことをいいます。(自分が受け取るお金と理解しましょう。)通常、保険金と保険金額は同意義で用いられます。

給付金について

ちなみに自分が受け取るお金が「保険金」以外に「給付金」というものがあります。この2つの用語の違いは何でしょうか?
一般的に「保険金」は、生命保険に加入している方が死亡したときや満期を迎えたときなどに1回だけ支払われるものです。一方「給付金」は、医療保険やがん保険に加入している方が入院や手術などで保険期間中に何度か支払われるものです。
シンプルに、1回だけ支払われるものが「保険金」、何回も支払われるものが「給付金」と理解しておきましょう。

保険料と保険金の関係について

保険料は基本的には「リスクの発生する確率×保険金」によって決定します。その人が保険の対象となるある出来事(保険事故といいます)を引き起こすリスクの大きさとそれによりもらえる保険金(保険事故が起こった場合に保険会社から給付されるお金)の額により決定されます。

例えば、3000万円の生命保険に加入しており、被保険者の1年間の死亡リスクが0.1%だとします。この場合の保険料は3000万円×0.1%=30,000円/年と計算することができます。

実際はこれだけでなく「保険会社の事務費用等」がかかりますが、基本的にはこのような考え方で保険料が決定されています。

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