保険の種類

生命保険の見直し

2017/03/17

日常生活の中で、生命保険は、長期にわたって利用する金融商品です。通常、契約した後に、結婚や出産、転職などによるライフスタイルの変化によって、保障ニーズも変化します。時折、保障内容を見直すことが大切です。これを生命保険の見直しといいます。

生命保険の見直しの3つのポイント

1.保障額と保障期間に注意する

基本に戻り、必要な保障額と保障期間をきちんと考え直すことです。ライフスタイルが変化するとき、無駄な保障や足りない保障がないかどうか、また保障期間は十分であるかどうかなどを確認します。

2.現契約の保険をベースに検討する

現在加入している保険契約を活かす方法を優先して考えます。解約して別の保険に入るのは簡単ですが、新たに保険に入り直すと、契約年齢が上がって保険料が高くなったり、また健康状態によっては契約できないこともあるので注意が必要です。

3.解約は慎重に行う

予定利率が低い時に保険に入り直すと、高い保険料を将来的にずっと払い続けなければなりません。解約せずに保険料の払込を中止して最低限の保障を得ることも可能ですので、解約は最後の手段と考えます。

保険を見直すときの注意点

保険の見直しや別の保険に新規加入する場合、以下の問題がないか注意が必要です。

1.告知や医師の診断が必要で年をとるにつれ新規契約ができないことがあるので確認が必要です。

2.一般に保険料が高くなるので保険料の支払いが継続できるか確認する必要があります。

3.以前の保険は今より予定利率が高いので貯蓄性のある保険はどちらが有利か考える必要があります。

保険料を抑える保険の見直し

以下の見直しにより保険料を抑えることが可能になります。

1.保障されている保障・特約が必要か内容を検討します。

2.子供の独立などにより必要でなくなった保障や金額を洗い出します。

3.保障額を抑える払済保険解約返戻金を元に定期保険に入り直す延長保険、中途減額などの方法があります。なお、払済保険延長保険は保障を抑える分、以降の保険料の支払いが不要になります。

代表的な見直し方法

1.中途増額

中途増額とは、保険期間中に現在の契約に定期保険などの特約を上乗せすることにより、死亡保障だけを大きくする制度です。特約として上乗せするだけなので、保障期間は元の保険と同一であり、積立られて解約返戻金が増えるわけではありません。

一般には、転換よりも中途増額の方が割安となります。

生命保険の見直し時に、解約して新規で契約しなおしすることなく増額をすることにより、当初の保険契約をそのまま維持できるというメリットがあり、増額分は特約として新たな契約になるとしても全体を新規契約しなおすよりも効率よく保障を厚くすることができます。

2.中途減額

中途減額は保障が多すぎた場合、無駄なところを省いて保険料減額する制度です。減額を検討する場合、一度今までの保険を解約して改めて新しく保険に加入することを勧められることもあると思われます。

ただし、解約をしてしまうと、せっかく今まで保険に加入していたものが無駄になってしまう可能性もありますので注意が必要です。

生命保険終身保険の中途減額をする場合、ポイントは、主契約ではなく、特約部分を減額するようにしましょう。定期保険である特約部分を解約することで、減額する金額が充分であればそれで充分です。

ここで注意しなければいけないのが、最低加入限度額が各保険会社にあるということです。死亡保険減額する場合、最低加入限度額よりも低い金額にすることは出来ませんので注意が必要です。

3.特約の中途付加・変更

特約の中途付加・変更とは、主契約を継続したまま、現在の契約に医療関係の特約を付加したり、本人だけでなく家族も保障するタイプの特約への変更などをするものです。

特約を付加・変更することにより、主契約の保障をさらに充実させることが可能となります。また、現在契約している保障の内容や保険期間を変更することなく、保障額を増やすことができます。

4.追加契約

現在の契約はそのまま継続し、新たに生命保険に加入するものです。新たな生命保険保険料は、その契約時の年齢により計算されます。

5.契約転換

契約転換は、同じ生命保険会社で、既存の保険の下取りをしてもらい解約返戻金や積立配当金などを新規に加入する保険料の支払いに充てる方法で、保険料の負担が軽くなります。

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