保険コラム

定年間近の保険の見直し|見直しを考える必要性とその保障内容とは?

保険見直し

この記事では定年が近づいたシニアの保険の見直しについて紹介します。

保険は素人では分かりにくい部分が多く、保険加入後、そのままにしている人が多いのではないでしょうか。

見直しをしようとしても、そのタイミングや考え方など、何から手を付ければよいか悩んでいる人が多いかと思います。

納得できる保険の見直しは、専門家に相談するのが一番良い方法ですが、都合の良いものだけを勧めてくるのではないかという不安があります。

特に下調べもせずに相談に行くと売りたい商品を勧められるだけに終始して、不満だけが残る結果になりがちです。

自分が納得できる結果を得るには下調べが必要で、そのポイントを把握した上で、専門家に相談することが良い結果を得ることに繋がります。

保険は定年が近づいたら一度見直しを!

保険は、万が一のときにも自分や家族の生活を守ってくれる大切な備えです。

特に家族を背負う大黒柱にとって、頼りになる存在ではありますが、民間保険では生活状況の変化によって必要な保障も大きく変わることに注意しなければいけません。

働き盛りと定年退職後とでは、求められるものがまったく違うのです。

そのような世代や状況による必要な保障の違いをきちんと考えておくことが、定年を迎えるにあたって保険を見直す際には重要になります。

もし、見直しが必要だと感じているなら、まずは自分が加入している保険の保障内容や基本的な保険選びのポイントの確認が大切になります。

老後生活を左右する保険はバランスを重視する

定年後であっても単純に保障が厚くできるなら厚い方がいいと思うのも当然です。

病気やケガなどになったとき、大きな保障が得られるならそれに越したことはありませんが、保障が厚いということは、当然それに対して支払わなければいけない保険料が高額になってしまうということでもあります。

定年退職後、年金を基本に生活していくことを考えるならば、その負担はできるだけ減らしておきたいところです。

特に保険会社から勧められるままに保険に加入していたという人は要注意で、基本的に保険会社はオプションなどを多めに設定させようと考えるため、保険料が高額になりがちです。

今後の収入に対する予測を立てつつ、必要のないオプションや特約は解約して、より保険料が安いプランへの乗り換えを考えます。

その場合には、いま加入している保険の保障内容がどの程度充実しているのか、それに対してどれくらい保険料を支払っているのかを確認し、再検討する必要があります。

きちんと段階を踏んで、保険を見直してみましょう。

保険の見直しは、まず自分の家庭に関して、現在から未来にかけての必要保証を考えます。

死亡したときの保障と病気になったときの保障、介護に対する保障など、どの程度必要なのかを家族とともに話し合いましょう。

また、これからどれくらい長生きするのかも大切な要素のひとつで、予想より長生きして満期を迎え、保障を打ち切られたことで、あとの生活に不安が残るというのは望ましくありません。

平均寿命より少し長生きする想定で残りの人生でどのくらい保障が必要になるのか予測をしてみると良いでしょう。

保険相談

代表的な5つの民間保険は保険料がかさみがちなので注意!

保険を見直す場合、特に注意すべきなのは生命保険、医療保険、特定疾病保険、介護保険、年金保険の5つです。

どれも重要な保障ですが、その分、特約などで保険料がかさみがちとなるため、しっかりと見直す必要があります。

まず、生命保険は被保険者が亡くなった場合の遺族の生活を保障するものですが、定年後、子どもが独立しているのであれば、守るべきは妻だけになります。

厚すぎる保障はかえって無駄になることが多いので注意が必要です。

続いて、医療保険は病気やケガをしたときの治療費や入院費用の保障で、働けない期間の収入補填などをしてくれます。

しかし、日本では公的保険で医療費による自己負担は大幅に抑えることができるので、入院やケガで働けなくなっている間の収入に対する心配がなくなれば、この保障はそれほど大きな意味を持たなくなります。

特定疾病保険は、より条件が限定な保険で、がんや急性心筋梗塞、脳卒中という日本人の死因ワースト3の病気に備えることができます。

被保険者がこれらの病気にかかり、特定の状態に陥った場合に保険金が支払われるというものです。

続く介護保険は、介護が必要になった状態になったときにその費用を補填する保険ですが、65歳以上の被保険者に対する介護なら、基本的に公的介護保険でも充分に費用の補填が受けられるので、民間保険による保障は公的保険への追加分と考えて問題ありません。

最後の年金保険は、生活の備えとして年金代わりに積み立てるもので、商品によっては控除の対象になることもあるので、その点も確認が必要です。

まとめ

1.保険の見直しチェック

以下の10項目のうち、当てはまる内容が3つ以上あるようなら、現在加入中の保険の見直しを考えてみる必要があります。

  • 生命保険と医療保険の違いが分からない
  • 複数の生命保険/医療保険
  • 現在の保険は定期保障型
  • 現在の保険は契約更新型
  • 死亡保障額が1,000万円以上ある
  • 保険料支払いが一生続く
  • 保険料支払い額が年収の5%以上
  • 老後資金に不安がある
  • 将来の健康に自信がない
  • 相続対策が気になる

2.3ステップで保険を見直す

保険の見直しは3段階で進めます。

まず、家庭ごとに異なる現在から将来にかけての必要保障を確認します。

次に、そうして出された必要な保障額と加入中の保険を比較します。

最後が過不足の調整となります。

具体的には以下のように進めます。

(1)ライフスタイルにあった保障を再検討

どのような場合(種類)にいくらの保障がどの程度の年齢(期間)まで必要か検討します。

(2)加入中の保険と必要保障を比較

上記(1)と同じ内容が、現在の加入中の保険でどのようになっているのか確認します。

(3)見直し検討作業

上記(1)と(2)の内容を比較して、保障内容を調整し、契約変更や別保険などを検討します。

  • 保障金額の増額や減額
  • 特約での保障を追加
  • 保障期間の延長や短縮
  • 保険の転換
  • 新規契約

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今までの保険に加入する方法は生保レディなどの保険会社の販売員から直接セールスを受けて加入したり、ネットで自分で調べて加入するという方法が主流でした。

しかし、現在は保険のプロによるコンサル型の保険サービスが広まっており、家庭環境や収入、現在の保険の支払い状況などをチェックしたうえで、商品を選んで提案してくれるので、メリットが多い保険の買い方として注目されています。

保険について悩んでいる方は、一度保険のプロに相談してみることをオススメします。

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この記事はエーエフコースの記事より転載しています。

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