(家族構成別)保険の選び方【(自営業)40代~50代 ファミリー】
2017/05/17
家族構成
夫 | 40~59歳 |
妻 | 40~59歳 |
子ども | 10~20歳 |
世帯収入 | 500~700万円 |
住宅 | ローンあり(団信) |
教育費はピークになりますが、老後の生活資金作りも始めましょう。子どもの独立が見えてきたら、生命保険の保険金額や医療保険の見直しをしておこう。
現役時代の死亡保障と高齢期の介護に備える
40代・50代になると、子どもの独立が見えて家計負担も山を越える時期です。しかし、自営業者にとっては、その後も事業資金の借入れや住宅ローンの返済なども続くことでしょう。世帯主としても気の抜けない時期です。子どもの独立期を機会に、保険を見直してみましょう。
1.夫の保険のポイント
死亡保障だけでなく、働けなくなった時の保障にも備える
(1)終身介護保険で、終身の死亡保障と介護時のリスクに備えます。公的介護保険制度の要介護2以上の認定で、介護一時金と介護年金が受け取ることができます。
(2)一定期間の死亡保障として、割安な保険料で、年金形式で保険金を受け取るのが特徴の収入保障保険を利用します。障害・要介護状態になった時にも保険金が受け取れます。
(3)病気のリスクには、医療保険とともに治療費の実額が補償されるがん保険と、三大疾病には死亡保障と同額の保険金を受け取れる保険で、入院時の収入減に備えます。
【40歳男性の契約例】 保険料(月払い)
終身介護保険(65歳払) 22,410円
収入保障保険(60歳払) 14,601円
医療保険(終身払) 8,092円
ガン保険(終身払) 1,930円
生存給付保険(60歳払) 6,700円
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合計 53,733円
2.妻の保険のポイント
中高年期以降に不安の増す、病気や介護に備えた保障を
(1)夫と同様、終身介護保険で終身の死亡保障と介護時のリスクに備えます。公的介護保険制度の要介護2以上の認定で、介護一時金と介護年金を受け取ることができます。
(2)健康不安が増す中高年期には、「がん・心疾患・脳血管疾患」の保障を重視した医療保険を利用します。三大疾病の入院時には支払限度日数が無制限になり長期入院に備えられます。
(3)がんの治療には、治療費の実額が補償されるがん保険を利用します。三大疾病時には死亡保険と同額の保険金を受け取れる保険で、入院時の治療費と貯蓄の取り崩しに備えます。
【40歳女性の契約例】 保険料(月払い)
終身介護保険(65歳払) 22,310円
医療保険(終身払) 7,935円
ガン保険(終身払) 3,350円
生存給付保険(60歳払) 5,390円
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合計 38,985円