保険は何歳くらいまで加入できますか?
代表的な商品の上限
生命保険会社や商品、保険料の払込方法などによって異なりますが、概ね以下のようなケースが多く見られます。
死亡保険:満80歳まで(一時払いの場合は満90歳)(少額短期保険では満89歳まで)
医療保険:満85歳まで(少額短期保険では89歳まで)
個人年金保険:満60歳(一時払除く)
学資保険:10歳(被保険者)
保険に加入するときの注意点として、年齢があがるにつれて保険料は高くなります。一般的に死亡率は年齢が上がるにつれて高くなりますが、保険料も年齢別の死亡率に基づいて一年ごとに収支のバランスがとれるように計算されています。
つまり、年齢が上がるにつれて死亡率が高くなることに伴い、採算がとれるよう保険料も上がっていくということです。
1歳でも若いときに加入した方が保険料は安くすみますので検討している人は、契約年齢が上がってしまう前に手続きを済ませることをおすすめします。
契約年齢について
契約年齢とは保険料を決める基準と年齢のことです。保険会社によって基準が異なります。主に2つの基準があります。
1.契約年齢(保険年齢)方式
契約日時点で誕生日から6か月未満は切り捨て(満年齢と同じ)となり、6か月以上1年未満は切り上げ(満年齢+1歳)となります。
2.満年齢方式
契約日時点の満年齢が被保険者の年齢となり、1年未満は切り捨てになります。
例えば、80歳まで加入できる保険があるので申込をしたが、その保険会社の商品は契約年齢方式のため、年齢が誕生日の半年前に上がってしまい、加入できなかったというケースあるので注意しましょう。
検討している保険商品は契約年齢方式か満年齢方式のどちらで計算されるのかを確認する必要があります。
高齢者の保険について
高齢者にも入りやすい保険が多くありますが、本当に保険が必要なのかを考えましょう。生命保険というのは、そもそも十分な蓄えがないから保険で代用するというものです。つまり、十分な蓄えが合って、安定した収入(年金)もあれば、実は保険は不要、ということも少なくありません。生命保険には必ず加入しなければ困ってしまうと思いがちですが、自分のケースに置き換えて、本当に生命保険が必要なのかどうかを考えてください。